「ユーモア」
2020年3月9日 14時46分以前、内子町にある「内子座」を訪れたとき、劇作家の井上ひさしさんの色紙がありました。その色紙にはこのように書かれていました。
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに書くこと」
「ふかいことをゆかいに」
そうです。やさしくても、ふかくても、おもしろくなくては受け手の心を振動させるには至らないということです。
「ユーモア」が大事だということです
「ユーモア」、それは、テレビでよく見る、人をバカにすることによる「お笑い」とは全然違うものです。
ユーモア(Humour)とは、ヒューマン(Human)から生まれた言葉だそうです。
人間を源とするユーモアこそ、人間を揺さぶるものであるということだと思います。
だからこそおなかを抱えて笑っても、笑いをこらえきれずに涙をこぼしても、
本物のユーモアは、私たちをほんわかやさしい気持ちにさせてくれるのでしょう。
少し飛躍してしまいましたが、
私は、学びの場に最も必要なものこそ、この「ユーモア」(人間らしさ)だと思います。
ユーモアは自由なり、継続は力なりです。