ぼくが感じたこと
2025年1月28日 09時39分特別支援学級に通う児童が書いた手紙です。
ゆめしま海道駅伝大会に出場した選手に向けて綴っています。
彼は、壮行会や大会当日は欠席していました。
後日、同級生やいつも一緒に遊ぶ友達たちが頑張っている姿の写真を見ました。
「辛そうな顔」「見たことがない、真剣な顔」
「走った後は、こんなに笑っている!」「なにか嬉しかったのかな?」
写真を見て、彼の中でたくさん感じるものがあったようです。
この手紙を書くのに、何度も何度も単語の意味を教えてもらい、考え直し、時間もたくさんかかりました。
できあがったら、教室で何度も読む練習をしました。
3.4年生、5.6年生に時間をいただき、彼の思いを伝えることができました。
みんなは、彼がどれだけ読むのが詰まっても、せかすことなく、静かに彼の方を見て聞いてくれました。
「聞いてくれてよかった。」「拍手してもらった!」「また読んでもらえるように、教室に貼りたい!」
このような言葉を聞くと、教師としてもっと彼が輝ける場を作らねばと、背筋が伸びます。