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校長先生の講話

2018年10月2日 18時59分

 今日は、久しぶりの校長先生のお話でした。フィリピンのスモーキーマウンテンというところに住む子どもたちは、3人に1人が15歳になるまで生きられないそうです。そして、ゴミ捨て場で朝から10時間働いても50円ほどにしかならず、写真に写っていたある少女に将来の夢を聞くと、「大人になるまで生きること」と答えたそうです。「この話を聞いて、みなさんはどんなことを考えますか?」そう校長先生から投げかけられた生名小の子どもたち。

 教室に帰って、各自が真剣に考えました。いくつかを紹介します。

・ この女の子を助けたいです。生きていてほしいです。(1年)

・ 自分と比べると、フィリピンの子どもはしたくても勉強ができないのに、私たちは、勉強ができることがとても幸せなんだと分かりました。(3年)

・ 同じアジアにこんなところがあるなんて、びっくりしました。もし何かできることがあるなら、食料をあげたり寄付をしたいです。(4年)

・ 日本の近くに遊んだり、ご飯をいっぱい食べたりすることができず、何時間も働いている子どもがいることを初めて知りました。平和なくらしができるのは、当たり前ではないので、命を大切にしたいと思いました。(5年)

・ いつも平然と食べているご飯が、フィリピンの人にとってどれだけ大切か知ることができました。これからは好き嫌いせず食べたいです。(5年)

・ 私たちが学校に当たり前に行けることをありがたく思いたいです。(6年)

・ 改めて命を大切にしようと思いました。いろいろな国のことを知り、命の大切さについてもっともっと学びたいと思いました。(6年)

 

 どの子も、相手の立場に立って考えたり、自分の生活を振り返ったりしていました。ご家庭でも食卓の話題にしてみてください。