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障がい者スポーツ交流

2019年10月7日 18時35分

 5、6時間目は、松山のスクール・グリーン・ジャパンの方々をお招きし、障がい者スポーツの体験交流を行いました。

初めに、「パラスポーツ」についてスライドを使って説明を受けました。来年、パラリンピックが東京で行われることもあり、子どもたちは関心があるようでした。

 今日は、アイマスクを活用して、ブラインドサッカーを体験しました。少しの時間でしたが、目が見えない人の立場に経って、どのように指示を出せば的確に動けるか、子どもたちは一生懸命考えていました。

 2チームに分かれて、サッカーの試合を行いました。二人一組で、前の人がアイマスクを付け、音の鳴るサッカーボールを蹴ります。後ろの人は、前の人に周りの状況やどう動くか、を指示します。

 初めは、ボールに団子状に群がっていた子どもたちですが、話合いを続けていくと、どのように指示を出せばよいか、どのように動けばよいか、自分たちで考え、うまくボールにからんでゴールを決める一場面が見られました。

 「こっち」「ここ」などの曖昧な指示では、目の不自由な人には伝わらないので、「右に強くけって」などの具体的な指示が大切なことに気づいていました。

 今回は、ポップコーンの会の人たちとも一緒に交流しながらブラインドサッカーを体験できたので、自分たちだけでやるときよりも、いろいろな立場の人のことを考える、よい機会になったのではないかと思います。