そっと風を送る
2020年2月21日 10時24分 今週の火曜日で、今年度、最後の参観日が終わりました。
4月から始まった1年間も、もうあと少しで終わろうとしています。
今年もたくさんの行事や出来事がありました。振り返ると、どんなときでも一生懸命がんばる子どもたちの姿が浮かび、生名小の子どもたちのすばらしさを感じることができる一年間でした。
つい最近、テレビでこんな曲が流れていました。
「人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ 風の中を力の限り ただ進むだけ
その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか それが一番大切なんだ さあ 心のままに 365日」
親という立場から子どもを見ると、どうしても自分の子どもに対し、これができていない、あれもできていない、周りと比べてしまえばなおさら、できるできないという結果ばかりを気にしてしまうことがあります。しかし、1番大切なことは、子どもの結果だけを見るのではなく、子どもがこの1年間でどう成長し、どのようにこの1年間を歩んできたのかを見ることだと思います。できていないことがあったとしても、できることが増えていたり、何かを一生懸命がんばっていたりと、子どもはしっかりと成長しています。
子どもは一人一人、進む距離も速さも違います。
私たち大人が、願いを込めて、そっと風を送り、子どもの背中を押してあげたいものです。